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地ゼミ

Author:地ゼミ
こんにちは。東北大学地学ゼミナール、通称『地ゼミ』です。地ゼミはその名の通り地球科学に関するサークルです。主な活動内容は鉱物や化石の採集、地形の巡検などですが、お花見やBBQ、芋煮などの四季折々のイベントも目白押し!新サークル棟404で日々活動しておりますので、ぜひお越しください。



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ラベルの作り方
ども、最近五月病に感染した疑いがあるTakitakiです。
バイトも地学実験もブログの更新も学生団体登録手続きも部の予定組み何から何まで面倒くさい。
でもまあ明日からだね。レポートも予定組みも明日からやれば大丈夫。

さて、本日のネタですが私のやる気とは関係なしに書くことがないのですよ。
なぜかっていうと最近マトモな採集もしてないしかといって地ゼミコレクションシリーズをやるのもなんか外してる気がするし・・・

まあ、いろいろ考えたのですが今日はちょっとまじめな話をしたいと思います。


突然ですが化石というのは仮に多産種だとしても数に限りのある貴重なものです。
化石の産地はいつ立ち入り禁止になったり、埋め立てられたり、消滅したりするかわからないことが多いです。
ですから、採集した場合にはきちんと然るべき処置(クリーニング)を施した後、記録を残す必要があります。
それは化石を採集する者にとっては必要最低限の義務だと思います。
その義務を怠るとどんなに珍い化石でも産地や地層名がわからなければただの石屑になってしまいます。

実際地ゼミの部室に置かれている化石も見栄えはかなりのものがそろっていますが採集日採集者不明だったり、産地の詳細が不明のものばかりなので学術的価値はかなり低いものになってしまっています。(まあryoheiをはじめとする2年生の尽力で大分ましにはなりましたが)

とにかく私蔵するものであったと必要最低限の記録は残してほしいというのが今日の主題です。
でもそんなこと言われたところでラベルの作り方なんて分らんという方が多いのではないでしょうか?
てことで本日は地ゼミ流(ryohei趣味の)簡単ラベルの作り方を紹介します!!

まずラベルに必要な情報を列挙してきます。
①学名
これは基本ですね。見つけた化石の名前ぐらいは付けてやらにゃいくらなんでもです。
学名は基本的には属名と種小名を付けます。これに関しては依然私が書いた記事を参考にしてください。
通常、学名は斜体、もしくは下線を引いて表記します。
例:Fortipecten takahashii

②和名
別になくてもいいという説も。なぜなら和名という和名がついてない場合もあるからです。
まあ、そのときは学名の読み方でも書いてあげればいいでしょう。
学名だけで区別がつく人は付けなくてもいいと思います。
ちなみに私は和名⇒学名の順でラベルを作りますが、地ゼミは学名⇒和名で作ります。それはryoheiの趣味です。
例:タカハシホタテ

③産地
これは特に重要です。
学名や和名は後で調べることも可能ですが、産地はちゃんと分かるようにしておかないと、あとで「あれ?どこで採ったんだっけ?」ってことにないます。また、産地によって時代も想定することができます。
市町村名と地名ぐらいは書いておくべきです。
例:宮城県仙台市青葉区○○

④時代・地層名
これも学術的には非常に大切です。
「どこにどんな地層があって、その地層では何時代のどんな化石がとれるのか」を調査することが化石学の大切なところです。化石だけあっても時代も地層もわからなければ価値なしです。
時代は「世」ぐらいまで書いておくとベストです。わかるようならどれくらい前なのかもかくといいでしょう。
例:仙台層群竜の口層(新生代新第三紀前期鮮新世)約500万年前

⑤採集日・採集者
これもデータとして残しておくべきことです。
地ゼミに長年放置されてた化石を整理するのに何度「採集日採集者不明」と書いたことか…。
例:2012年5月13日 Takitaki採集(←もちろん実際に書くときは本名でww)

こんなとこですかね。本来ならもっと産状やらなんやらを残すのが正しいのでしょうがとりあえずこれくらいは残しておけば一人前の標本でしょう。

やたらと学術的価値を押しましたが、なかには「学術的うんぬんなんてもの取れないだろww」とお思いの方はいらっしゃいませんか?
しかしそれは間違いです。

地ゼミの歴史の中でも新聞に載った発見は数度ありますし、小中学生が新種を発見することもしばしばあります。
経験や知識はもちろん必要ですが、それ以上に運によるところが大きいのが化石です。
ふらっといって突然世紀の大発見をする可能性もないとは言えないのです。
万が一そのよう場面に遭遇した時にきちんとした記録を残せるかがその後の研究を左右したりします。

あと、発見されてから何年もたって新種だとわかったりすることもあります。
そのようなことがあったとしても、もし産地や発見者がわからなかったら「新種だ!でも発見者も産地も時代も分らない!記載できん!」となります。
そんな何年もたってから新種だなんてことあり得るかとおっしゃる方、実際に群馬県の高校の地学室に眠っていた化石が十数年前に採集された新種だったという実例があります。

まあ、いろいろとご駄句を並べてきましたが極論としては
「ちゃんとラベルを書きましょう。」
ってことです。

んじゃ、今日はこの辺で。次こそは一年生が採集した化石のっけるぞ!!
それではー。

おまけ
ついさっきSDから「今から化石取りに行こう」ってメーリスが廻ったよ。
今21時だよ。
大丈夫かな。いろいろと。
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地学の小話 | 21:03:18 | トラックバック(1) | コメント(1)
コメント
碁石なう
テントたたむなう
2012-05-14 月 04:41:50 | URL | oba [編集]
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まとめtyaiました【ラベルの作り方】
ども、最近五月病に感染した疑いがあるTakitakiです。バイトも地学実験もブログの更新も学生団体登録手続きも部の予定組み何から何まで面倒くさい。でもまあ明日からだね。レポートも予定組みも明日からやれば大丈夫。さて、本日のネタですが私のやる気とは関係なしに書く...
2012-05-16 Wed 17:28:39 | まとめwoネタ速neo

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